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陰毛というのは、アンダーヘアー。マン毛とよばれるものですね。12歳前後で思春期を迎え、アンドロゲンという男性ホルモンが増加してくると陰毛は生え始めます。男性ホルモンといっても、男のコにだけあるわけではありません。女のコの副腎や卵巣からわずかではありますが分泌されています。男のコは髭(ひげ)や胸毛が生えてきますが、女のコは陰毛と脇毛が生えるだけです。 陰毛が生え始めてしばらくすると脇毛が生えてくるのが一般的ですが、脇毛が先に生えてくることもあります。陰毛にしても脇毛にしても、なぜ生えるのかについてはよく分かっていません。基本的に、人間にとって不要な器官は進化の過程で退化していくものですから、何らかの意味があると考えたほうがいいでしょう。陰毛にしても脇毛にしても、皮膚の接触による摩擦から守るためだともいわれています。 日本の女のコの場合、ほとんどは大陰唇の周囲まで生えていますし、肛門の周囲まで生えているコもいます。陰毛の量は、性欲の強さとか経験などに比例はしません。生まれつきもっている毛根組織の分布状態によって決まるのです。 アメリカにはじまった剃毛や脱毛という習慣は、日本でも広まりました。現在では、脇毛だけでなく陰毛のお手入れをしている日本人の女のコもふつうにいます。ただ、デリケートな部分は化膿しやすいのでできれば剃ったり抜いたりしないほうがいいでしょう。恥丘の部分の毛をハサミでカットするだけでいいと思います。 毛のお手入れをしていないという女の子はほとんどいないでしょう。よく剃ると濃くなるといいますが、それには科学的な根拠はありません。剃りはじめる時期がちょうど思春期にあたっているため、ちょうど濃くなっていくようにみえるというのが実際のところだと考えられています。ただ、剃ると毛先は太くなりますので、その点で濃くなったようにみえることはあるかもしれません。 処理の方法については、 1.電気式脱毛器や毛抜きで抜く 2.電気シェーバーや剃刀(カミソリ)で剃る 3.エステで光脱毛をする 4.皮膚科などで医療用のレーザー脱毛をする 5.脱毛クリームで溶かす のが一般的です。ただ、抜いたり剃ったりすると、肌の弱い女の子は逆に炎症がおきたり黒ずんだりしてきてしまうのでご注意ください。家庭用に「レーザー脱毛器」が売られていますが、厳密にいうとこれはレーザーによるものではありません。これはエステでも同じですが、火傷しないように光脱毛するものなので、安全である反面、効果もそれほどには見込めないというわけです。もちろん、まったく効果がないというわけではないのですが、「永久脱毛」を謳っているようなエステには注意しましょう。 そのようなわけで、予算の都合がつけば医療機関での脱毛をお勧めします。皮膚科などのに行けば、本格的なレーザー脱毛を受けられます。何回か通う必要がありますが、以後はお手入れの必要もなくなりますので、トータルで考えれば割安なのではないでしょうか。 ただし、医療脱毛はそれなりに費用がかかってしまいます。学生さんだと難しいかもしれませんね。おへその下から恥丘(性器のすぐ上)にかけてならともかく、性器周辺の皮膚はきわめてデリケートなうえ、蒸れて化膿しやすいため、ご自分で剃毛や脱毛するときには必ず消毒することを忘れないでください。 脱毛クリームも劇薬みたいなものですから、肌には優しくありません。安全面で選ぶなら、通販で売られているヒートカッターなどがよいかと思います。昔は線香で焼ききる女の子も多かったのですが、今ではその原理を用いた器具が販売されるようになったということですね。いずれにしても、ご自分の毛の量や皮膚の敏感度を考慮して最適な方法をみつけていただければと思います。 もっとも、アンダーヘアーは人目につくものではないので、お手入れをされていない方も多いのではないでしょうか。ただ、男の子というのはビデオや雑誌が好きなことからもわかるように、性的興奮を視覚から得ているわけです。だから、まったく処理していないヘアーをみたときに幻滅してしまうことがないともいえません。脇毛と同じように、陰毛のお手入れも女の子のエチケットではないかと思います。大袈裟な処理には抵抗があっても、ハサミで量を減らしたり、形を整えるのは簡単でしょう。 また、初めから無毛のコもいて、麻雀の牌にちなんで「白板(パイパン)」とよばれています。生まれつきもっている毛根組織の数が少ないだけであれば問題はありません。もし気になるのであれば、陰毛専用のかつらもあります。しかしホルモン異常のために無毛になる場合も少なくなく、それは不妊症などにつながりますので検査を受けてください。 |
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