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俗に環境ホルモンと言われている物質は、正式には内分泌攪乱化学物質と言います。ダイオキシンやDDTなどのがよく知られていますが、実はこれらはベトナム戦争において兵器としても使われたものです。その結果、べトちゃん・ドクちゃんのように奇形で生まれてきてしまう子ども達が多かったことは記憶に新しいでしょう。改めて環境ホルモンが人体に及ぼす影響について考えなければいけません。 もともと生物には生体機能を調節するホルモンという化学物質が存在していますが、環境ホルモンはその生物が本来持っているホルモンの働きと似た作用をさせたり、あるいは逆にホルモンの働きを阻害してしまうのです。とくに環境ホルモンは女性ホルモンと同じ働きをすると同時に、男性ホルモンの働きを阻害してしまいます。つまり、環境ホルモンを摂取すると、人間は男女ともに女性化してしまうと言えるかもしれません。 男性ホルモンと女性ホルモンは男女双方に存在していて、男性の場合は男性ホルモンが優位にあり、女性の場合には女性ホルモンが優位にあります。ホルモンのバランスを崩すということは、つまり人間の男女の関係を崩すということにもなるでしょう。男性ホルモンは男性化させ精子を作らせるホルモンですが、事実、近年男性の精子の数が減少しているのは環境ホルモンの影響だとされています。 |
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