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処女をどのように扱っているかによって、その国の女性観を知ることができます。たとえば、南ヨーロッパ・西アジア・北アフリカには処女を崇拝する国が多く、処女でなければときとして結婚できません。花嫁が処女でなかったという理由で、名誉を汚されたと考える花嫁の家族により、花嫁が殺されることすらありました。ただ、これは女性がセックスで快感を覚えることを宗教的な罪とする考えから成り立っているものなのでしょう。 アフリカ諸国の中でも、キリスト教やイスラームの影響を強く受けなかった地域では、処女性は大切にされません。そればかりか、経験豊かな女性が好まれることもあるようです。処女を崇拝するということは、逆に言えば、男性の価値観が優先されているということです。これらの地域では、浮気防止に女性の性欲を抑えるため、性器を切除するという割礼が行われていることも見過ごすこともできません。そうした割礼は衛生上も大きな問題があり、その傷から病気に感染し亡くなる人がいることも事実なのです。 処女崇拝は、結局のところ、父権性社会のエゴなのではないでしょうか。 東アジア・東南アジア・西ヨーロッパでは処女がとくに崇拝されることはないですし、 北アメリカ・北ヨーロッパ・中央アフリカにいたっては、ほとんど問題にすらされていません。北ヨーロッパのスウェーデンやデンマークには、歴史的にもセックスに対するタブーが存在しませんでした。これらの国々ではセックスを隠すことなく当然のこととして教えていることも影響していることでしょう。 これから国際結婚をして異なる文化をもつ男性と結婚する方も多くいらっしゃるかもしれません。そのときは、相手の女性観について、よく聞いておいたほうがよいと思います。 |
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