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英語でオナにズム、ドイツ語でオナニーといい、自分で快楽を得るマスターベーションのことを指します。1人でするエッチということから、「1人エッチ」ともいわれています。 語源は、『旧約聖書』の「創世記」38章にみえるオナンという人の名前です。兄亡き後、兄嫁と結婚して兄のために子孫を残せと父親のユダに命じられたオナンは、「その子孫が自分のものにならないと知っていたので、兄に子孫を与えないように、兄嫁のところに入るたびに子種を地面に流した」とあります。もっとも、これは厳密に解釈すれば、マスターベーションではなくたんなる膣外射精であると解釈できるでしょう。ただ、セックスを生殖行為としてのみ許していたキリスト教にとって、膣外射精は生殖にまったく意味のないマスターベーションと同じでした。そのため、マスターベーションは膣外射精と同じように罪悪視されてきたのです。 そういう考えはかつての日本人には無く、女性がオナニーに使った張形などが古代の遺跡からも出土しています。そして、男子禁制とされた近世の江戸城では、オナニーしか性欲を満たす方法がありませんでした。近代になってキリスト教思想が日本に入ってきたときに、オナニーに対して罪悪感を感じてしまう意識に変化したのかもしれません。しかしオーストリアの高名な精神分析学者であったフロイトによれば、男女ともに幼児期にはオナニーによるオーガズムを味わっているといいます。それを大人になってからするなというのは何とも無理な話でしょう。 人間は何も生殖のためだけにセックスをするわけではありません。肉体的にはもちろんのこと、精神的な満足を得るためにセックスをしているわけです。オナニーが生殖に関係ないからといって、抑制されるべきものとは思えないのです。 もしかしたら、いまだにオナニーすることにためらいを感じている女のコがいるかもしれません。でもオナニーをすることは悪いことでは決してなく、逆に精神的、肉体的にはいい影響を及ぼすのだと思ってください。オナニーすることによってホルモンバランスが保たれ、精神的にも安定します。また、適度な刺激によって性器が発達するともいわれています。 |
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